2023年にあった女子レスリング世界大会で20年ぶりに日本人選手が優勝を勝ち取りました!
この選手が鏡優翔さん。
選手権などの大会ではほとんどの大会でメダルを獲得している選手です。
小学生の頃からレスリングを始め、2024年のパリオリンピック76㎏級で金メダルを獲得した鏡優翔さん。
この鏡優翔さんについて書いていきます。
ぜひ最後まで読んでください!
鏡優翔の中学はどこ?
宇都宮市立雀宮(すずめのみや)中学校に入学し、中学3年生の時に東京の北区立稲付(いなつけ)中学校へ転校し卒業します。
小学校卒業後、地元の宇都宮市立雀宮中学校へ入学。
雀宮中学校はどんな学校?
雀宮中学校は生徒数570名ほどの宇都宮市立の公立の中学校です。
この学校では、地域ボランティアとの連携や地域行事への参加を積極的にしています。
学校行事に参加している生徒たちのとても楽しそうな雰囲気が写真からも伺えます。
鏡優翔さんがパリオリンピックで金メダルを取った時には学校のホームページに学校に飾った横断幕の写真が載っていました。
この中学校に中学2年生まで過ごします。
中学3年生の時に過ごした学校はどんな学校?
中学3年生の時に、東京にあるJOCエリートアカデミーへ入り、その関係で中学校も近くにある東京都北区立稲付中学校へ転校。
日本オリンピック委員会(JOC)が2008年に設立したオリンピックや国際競技大会で活躍できる選手を育成するための組織です。
中学生や高校生の競技者を日本全国から選抜し、学校に通学しながら専門的なトレーニングをしています。
栃木県から東京都へ!
東京では寮生活になります。
親元を離れての生活は不安も大きかったのではないでしょうか。
また、この中学校は2019年に新校舎が建てられ、設備が充実しています。
パリオリンピックでは5名の卒業生がメダルを獲得しています。
この中学校はオリンピックの日本代表選手が練習しているスポーツ施設の近くにあります。
そのため、JOC(日本オリンピック協会)の協力を得てオリンピック選手が講師をしている「オリンピック教室」を開催しています。
※ウィキペディアより抜粋

同じ年の頃に寮生活をして練習するなんてすごいわ。

そうですね。
すごく勇気がいることです。
鏡優翔の中学での部活は?
中学校では部活へは参加していません。
入学した宇都宮市立雀宮中学校にはレスリング部はありません。
そのため、「下野サンダーキッズ」で練習に打ち込んでいました。
中学3年生で「JOCエリートアカデミー」へ入ります。
中学校は近くにある東京都北区立稲付中学校へ転校。
転校した稲付中学校では近くにある「JOCエリートアカデミー」に在籍している生徒が通っています。
その稲付中学校に通っている生徒の中で「JOCエリートアカデミー」に入っている生徒は部活動に参加はしていません。
JOCエリートアカデミーに入っている生徒はNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)で担当のコーチから指導を受けています。
2000年の「スポーツ振興基本計画」を受けて設置されたトレーニング施設です。
2009年5月11日から「味の素ナショナルトレーニングセンター」と呼ばれています。
中核地点(東京都北区)、競技別強化拠点(国内各地)があります。
※ウィキペディアより抜粋
コーチはテスト前になると家庭教師もしてくれます。

部活はしないんだね。
テスト前には家庭教師をしてくれるなんてすごいな!

そうですね。
1つのことに打ち込むのは素晴らしいですが、なかなかできることではありません。
鏡優翔の中学での成績は?
中学時代は2016年の全国中学選抜選手権優勝。
宇都宮市立雀宮中学校に通っていた中学1年生の時に全国中学生選手権57㎏級で2位になりました。
中学3年生の時、東京都北区にあるJOCエリートアカデミーに入ります。
そして、同じ時にJOCエリートアカデミーの近くにある東京都北区立稲付中学校へ転校しました。
JOCエリートアカデミーの寮で生活しながら練習に打ち込み、全国中学生選手権70㎏級で3位になります。
全国中学校選抜選手権とクリッパン女子国際大会カデットの部で優勝!

JOCエリートアカデミーっていう所があるなんて初めて知ったよ。

そうですね。
知らない人も多いと思います。
全国中学生選手権57㎏級で2位
・中学3年生
全国中学生選手権で70㎏級で3位
全国中学校選抜選手権で優勝
クリッパン女子国際大会カデットの部で優勝
鏡優翔の中学でのエピソードは?
JOCエリートアカデミーへ中学3年生で入りました。
2014年鏡優翔さんは宇都宮市立雀宮中学校へ入学します。
雀宮中学校にレスリング部はありません。
そのため、鏡優翔さんは中学生になっても「下野サンダーキッズ」で練習していました。
中学1年生の時に、「全国中学生選手権57㎏級」で2位を獲得しました!
中学3年生の時に、上京してJOCエリートアカデミーに入ります。
同時に中学校も北区立稲付中学校へ転校しました。
JOCエリートアカデミーに入っている中学生はこの稲付中学校に通っています。
稲付中学校の近くにはIOCのオリンピック選手が練習しているNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)があります。
鏡優翔さんはこのNTCでオリンピックを目指してしっかりと練習を積み重ねていました。

レスリング部がある中学校はあるのかな?

そうですね。
レスリング部がある中学校はありますが、とても珍しいですね。
オリンピックに選ばれるような高いレベルの選手の近くで練習できることはとても励みになると思います。
悔しくつらいこともたくさんあったのではと考えられますが、それでも上を目指して練習できたのは周りの人の存在も大きいのではないでしょうか。
鏡優翔の中学での演説「五輪金の夢16年かけ達成」は?
宇都宮市にある母校の小・中学校で講演をしました。
2024年12月に鏡優翔さんは宇都宮市にある母校宇都宮市立雀宮南小学校・雀宮南小学校で講演会を開いてます。
小学校では全校児童が話を聞いたと東京新聞に掲載されています。
新聞の写真には、雀宮南小学校の児童が作った金メダルをつけて花束を持って子ども達の間を歩いている姿が。
とてもいい笑顔で鏡優翔さんが児童の間を歩いています。
講演の内容は?
オリンピックでの経験や今までの競技生活で学んだこと。
鏡優翔さんは目標を持つことの大切さ、つらいことやうまくできないことがあってもあきらめないで頑張り続けることが大事なことと伝えています。
失敗を怖がらずに挑戦すること、そして失敗したら何がいけなかったのか考えることは大事なことと思います。
この話を聞いて子ども達も「頑張ってみよう」と思ったのではないでしょうか。
・つらいことやうまくいかないときも「あきらめない心」で努力したこと。
その話と努力してきた結果、金メダルを取った鏡優翔さんの姿は子ども達の夢への後押しをしたのではないでしょうか。
質問コーナーでは子ども達へ優しくわかりやすいように答えています。
素晴らしいですね!

優しいのにレスリングは強いのね。
私も優しく強い人になりたいわ。

たくさんの経験をしてきたのでしょうね。
その経験を上手にいかせたのでしょう
鏡優翔の中学時代の試練と乗り越えた瞬間は?
中学生になった時から伸び悩み、指導者の言葉に支えられ全国中学選抜選手権の決勝で自分を信じると決めた時。
鏡優翔さんは、小学1年生からレスリングを始めました。
その後、全国少年少女選手権で5度の優勝をするという小学生のうちから才能を発揮しています。
しかし、中学生になると全国中学選抜選手権での優勝は1回のみ。
小学生時代に比べて中学生時代は伸び悩んでいました。
中学生になると、小学生の時とは違い周りのレベルが大きく上がったのでしょう。
練習を頑張っているのに結果が出せないのかと焦ることも増えたのではないかと思います。
そのことは想像できないくらい苦しくつらい経験だったのではないでしょうか。
乗り越えたきっかけは?
全国中学生選抜選手権の決勝戦での今まで勝てなかった選手との対戦で「今までやってきたことを信じよう」と自分を信じたことです。
それまでの小学生の試合では得意な技で勝ち進んでいましたが、中学生になると周りのレベルが上がったことでそれだけでは勝てなくなってきたのです。
練習を頑張っても勝てないことが続きます。
そしてある時、自分の敗因が何だったのか気がつきました。
そのことに気づいた鏡優翔さんは、基礎のトレーニングの見直しをします。
体幹トレーニングや筋力強化、体力づくりを意識。
さらに、試合の組み立て方を学ぶために強い選手との練習を増やして実践の感覚をみがいていきます。
そうして全国中学生選抜選手権の決勝戦では勝てなかった強敵との対戦になります。
自分を信じることで力を十分に出すことができ優勝を勝ち取りました!
・体幹トレーニングや筋力強化、体力づくりを意識。
・試合の組み立て方を学ぶ。
・強い選手と練習をする。
・試合の感覚をみがく。

勝てない時が続くとやる気がなくなると思うんだけど、その中でしっかりと練習できるのはすごいな。

周りの人に助けられたのもあると思いますが、その後も練習を頑張れたのは素晴らしいことですね。
鏡優翔は中学で上京した?
中学3年生の時、JOCエリートアカデミーへ入るために東京の学校へ転校。
鏡優翔さんは、宇都宮市立雀宮南小学校を卒業した後地元の宇都宮市立雀宮中学校へ入学します。
中学1年生の時には全国中学生選手権57㎏級で2位になりました。
中学3年生の時にはJOCエリートアカデミーへ入るために東京へ。
このJOCエリートアカデミーでは、オリンピックで活躍する選手を育てるための施設が充実しています。
近くには、NTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)があります。
このNTCはレベルの高い選手が練習している施設でもあり、その姿を近くで見ながらの練習はとてもいい環境だったのではと思います。

今住んでいる所から東京へなんてすごいなぁ。
私には無理。

中学3年生で親元を離れて寮へ入ることを考えるととても勇気がいることだったと思います。
鏡優翔の全国中学生選手権で三位と優勝を果たした
中学3年生の時、全国中学生選手権で3位・全国中学選抜選手権で優勝をしました。
JOCエリートアカデミーの充実した設備の中で、コーチから専門的なトレーニングを受けて力がついていったのでしょう。
JOCエリートアカデミーでは寮生活になります。
新しい環境の中での生活はたくさんの経験を積み上げ、鏡優翔さんの自立心や精神力を鍛えてくれたのではないかと思います。
このJOCエリートアカデミーに入ったことや東京の中学校への転校という大きな経験をしたことは鏡優翔さんのレスリングの大きな土台となったのでしょう。
日本全国から集められたレベルの高い選手達との生活の中で選手としての競争心と向上心が育ちます。

高いレベルの人の中にいることは自分のレベルアップにはとてもいいことです。

向上心がある人は自分よりもレベルの高い人達と一緒にいることをお勧めします。
とても大変な思いをしますが・・・。
・中学1年生 全国中学生選手権(57㎏級) 2位
・中学3年生 全国中学生選手権 3位
・中学3年生 クリッパン女子国際大会カデットの部 優勝
・中学3年生 全国中学選抜選手権 優勝
※ ウィキペディアより抜粋
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