イチローさんは2019年に引退していますが、日本を代表するプロ野球選手として知られています。
オリックスからマリナーズに移籍した後、メジャーリーグでも大活躍。
日本とアメリカを合わせて4000本以上の安打を打ち、史上最高のヒットメーカーといわれたイチローさん。
イチローさんは2025年に日本人で初めてアメリカ野球の殿堂入りした選手です!
そのイチローさんの本名や家族について書いていきます。
ぜひ最後まで読んでください!
イチローの本名は?
イチローさんの本名は「鈴木一朗(すずきいちろう)」。
「一」という漢字がついていますが、イチローさんは次男です。
イチロー選手は1973年、2人兄弟の次男として生まれました。
次男ですが、祖父の「銀一」さんから「一」の字をもらって「一朗」と名づけられました。
登録名が「イチロー」になったきっかけは?
「イチロー」という登録名が使われる最初のきっかけを作ったのは新井宏昌さん。
その案に賛成したのは仰木監督です。
この2人がいなければ、「イチロー」の登録名はなかったかもしれません。
ひらがなや漢字での登録になったかもしれませんね。
オリックス・ブルーウェーブ(今のバッファローズ)で一軍打撃コーチをしていました。
仰木監督
1994年オリックス・ブルーウェーブ(今のバッファローズ)の監督になりました。

イチローって登録名だったんだね。
初めて知ったよ。

そうですね。
本名で登録する人が多いので知らない人もいるかもしれませんね。
スポーツをする選手が統括団体に登録する時に使う名前のこと。
普通は戸籍に書かれている名前を使っていますが、本名でなくても大丈夫です。試合や大会でその選手のことを記録するときにわかりやすくするための名前でもあります。
プロのスポーツでは、覚えてもらいやすくするために本名とは違う名前を使うこともあります。
※ウィキペディアより抜粋
イチローさんは最初乗り気ではありませんでした。
名前の読み方が同じだからという理由でカタカナのイチローでいいと考えられなかったのでしょう。
そう思いませんか?
生まれたときに両親が一生懸命考えて贈ってくれた名前です。
生まれたときの一番初めの両親からのプレゼント!
すぐに「いいよ」と答えられる人はいないと思います。
イチローの妻は誰でどんな人?
イチローさんの奥さんは福島弓子(ふくしまゆみこ)さん。小さなことでもしっかりとサポートできる人で知られています。
1999年に結婚しています。
弓子さんは1965年生まれ。
イチローさんは1973年生まれです。

イチローさんの奥さんは年上なんだね。

そうですね。
昔の日本では年上の奥さんがいいという話もありました。
島根県松江市出身で、元TBSのアナウンサーです。
TBSではニュースキャスターとして活躍していました。
結婚後はイチローさんを支えています。
スポーツ選手の奥さんとなると本当に大変だと思います。
食事管理や毎日のサポートなどいろいろなことを支えます。
特に食事関係は栄養面やカロリーなど考えないといけないことが多く大変だと聞いたことがあります。
イチローの高校はどこ?
愛知県で有名な野球名門校として知られる名古屋市にある愛知工業大学名電(めいでん)高等学校。
イチローさんは高校2年生の時の夏と3年生の時の春に甲子園に行っています。
甲子園は高校球児にとって聖地といわれる場所です!
この甲子園にイチローさんは2回も出場をしました。
甲子園では上の方まで勝ち進めたわけではありませんでしたが、プロのスカウトはイチローさんに注目していました。
イチローさんは高校時代から周りにその才能を見せていました。
ピッチャーとしてもバッターとしても周りから高い評価をされています。

甲子園に2回も行ったなんてすごい!

そうですね。
なかなか行けない甲子園。
高校球児の憧れの地でもあります。
イチローさんは野球だけではなく、勉強にも力を入れていました。
野球などのスポーツ名門高校の練習はとても厳しく大変です。
毎日、練習で疲れて勉強にまではなかなか手が回らないのではないでしょうか。
毎日の練習だけで精一杯の選手が多い中、イチローさんは違います。
イチローさんは他の部活をしない生徒と一緒に勉強しました。
人よりも努力をしていたイチローさんは勉強でも上の方に入ります。
イチローさんは文武両道の選手となりました。
コツコツと努力することで夢へと近づいていく姿は周りの人にもいい影響を与えたのではないでしょうか。
毎日の厳しい練習の間も勉強時間をしっかりと取っていました。
部活をしていない生徒と一緒に勉強。
夢へと努力することは大変なことが多いと思います。
それでも努力できる人が夢を叶える人なのでしょうね。
イチローの若い頃は?
イチローさんは3歳という小さなころから野球をしています。
小学校3年生の頃には「プロ野球選手になる」という夢を持っていました。
中学生の頃には周りの中学生と比べてもその差が分かるほどのバッティングセンスがありました。
高校は地元の名門校の愛知工業大学名電高等学校へ入学。
イチローさんは「努力の天才」といわれるほど野球と向き合って真剣に野球をしていました。
レギュラーになったのは高校1年生の時。
高校生時代には、2回甲子園に出場しています。
イチローさんは高校2年生の夏にはレフトで、高校3年生の春にはピッチャーとして甲子園に出場。
高校時代のイチローさんはピッチャーとしてもバッターとしても注目されていました。
高校時代はピッチャーをしています。
イチローさんは、学校への通学中に事故にあいました。
その事故の怪我が原因で投球フォームがうまく取れなくなりました。
そのため、ピッチャーをあきらめることになりました。
イチローさんはピッチャーへのあこがれがあります。
しかしその憧れを押さえて、この事故の後から打者一本に絞っています。

事故の時は大変だったでしょうね。
後遺症がないのは本当によかった。

そうですね。
スポーツをする選手にとっては怪我をすることは本当に大変なことです。
イチローの愛犬は?
柴犬を飼っています。
イチローさんの愛犬の名前は「一弓(いっきゅう)」。
「一弓」はイチローさんと弓子さんの名前からとられています。
2001年に生まれた一弓は2002年からイチローさんと家族になりました。
柴犬は日本に昔からいる犬種で、とても人気がある犬です。
海外でも人気があります。
イチローの愛犬柴犬の「一弓」君!元気そう!😊
(17歳7ヶ月) pic.twitter.com/iXA0KDb1za— Koichi Mizoe (@mizoemouse) March 23, 2019
写真を見ると、17歳とは思えないくらい元気そうですね。
しかし、2019年にイチローさんが引退した後に17歳で天国へ旅立ちました。
柴犬の平均寿命は12歳から15歳といわれる中で17歳は長生きです。
高齢になってからも一日一日一生懸命に生きる一弓の様子はイチローさんに勇気を与えていたのではないかと思います。

犬を飼っていたのね。
17歳まで生きるなんて大事にされていたのね。

そうですね。
17歳でも元気そうな様子ですね。
その後、イチローさんは柴犬の姫弓(ききゅう)と天朗(てんろう)を新しい家族として迎え入れました。
姫弓と天朗は一弓の親戚になります。
一弓が天国へ行った後に新しい家族を迎え入れることについて、「一弓」と新しい犬との血のつながりを大切にしたいと考えていました。
そのため、一弓の祖父である「長天坊」の血を引いている姫弓と天朗を迎え入れました。
イチローの誕生日や血液型は?
イチローさんは、1973年10月22日生まれのB型です。
B型と聞くと、マイペースでこだわりが強いというイメージがあります。
好奇心旺盛で自分の興味のあることに対して集中して取り組むことができるのもB型の特徴ともいわれています。
イチローさんもこだわりが強い人のようです。
毎日の自分のルーティンを大切にしています。
また、試合前の準備や食生活でもこだわりを持っていたことがわかります。
毎日の朝食も決まっています。
毎朝の食事が違うものだと、「今日調子が悪いのは食事のせい」というように言い訳してしまうかもしれません。
そいうことを考えないように毎朝同じ食事を食べているのかもしれませんね。
言い訳を考えてストレスをためるよりは言い訳を考えられないようにしているのでしょうね。
ストレスがあると試合でいい結果が出せません。
野球に集中するために考えだされたのでしょう。
イチローさんはルーティン化する理由として、野球に影響しそうな問題を取り除いて、ノーストレスな状態を保つためと言っています。

イチローさんはB型なのね。
コツコツと努力しているようだからA型かと思っていたわ。

そうですね。
血液型で性格が確実にわかるわけではありませんが、自分のことにこだわりを持って行動できるところは当たっているのかもしれませんね。
イチローの父親は母親は?家族構成や幼少期は?
イチローさんは両親と兄の4人家族でした。
父親は、電気部品の町工場を経営していました。
「チチロー」と親しみ深く呼ばれていました。
「3歳の時はじめておもちゃのバットとボールを持たせたら、その日から寝る時も離さなくなった。野球が大好きな子どもでした。」
と話していました。
小学生の頃からイチローさんは運動神経が良く、わんぱくでも知られていました。
小学3年生の頃には地元の少年野球チーム「豊山町スポーツ少年団」に入ります。
入った時の少年団の練習は日曜日だけでした。
そのため、平日は放課後に父親とキャッチボールなどの練習をしていました。
スポーツ少年団ではエースで4番として活躍しました。
6年生の頃には全国大会へ。

お父さんとキャッチボールって楽しいよね。

そうですね。
お父さんも一緒にキャッチボールができてうれしかったのではないでしょうか。
野球ばかりではなく、学校の成績もよかったようです。
「漢字博士」と呼ばれるくらいに漢字が得意でした。
イチローさんは小学校の卒業文集に夢はプロ野球選手になることと書いています。
自信にあふれたその文章はとても素晴らしいものです。
イチローはアメリカで野球殿堂入りをした!!
イチローさんは2025年、アメリカの野球殿堂入りしました!
アメリカ野球殿堂に「Ichiro」の名前が刻まれることが2025年1月22に発表されました!
日本人初の殿堂入りです。
素晴らしいですね!
イチローさんは日本の野球界では最優秀選手やゴールデングラブ賞など何度も受賞していました。
アメリカのメジャーリーグでもシーズン最多安打記録保持者でもありました。
イチローさんはこのような素晴らしい功績を残していた選手です。

アメリカ野球殿堂入りってすごいね!

そうですね。
残念なことに全員からの票は貰えなかったようですが、殿堂入りの資格を貰ってすぐに殿堂入りしました。
快挙です!
アメリカ野球殿堂入りになるには?
メジャーで10年以上プレーした選手が、引退から5年経つとアメリカ野球殿堂入りの資格を貰えます。
全米野球記者協会に連続で10年以上活動している約400人の記者が投票して決めます。
75%の票が集まると殿堂入りになります。
アメリカ野球の殿堂入りの目安は、3000安打や500本塁打とされています。
イチローさんはアメリカのリーグ通算3089安打。
日本も含めると4367安打のヒットメーカーです。
イチローさんがベルトレ選手やマウアー選手に続いて資格初年度に殿堂入りしました!
素晴らしいですね!
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